2回目となる展示会は、盛田昭夫氏の故郷である愛知県常滑市で開催された。
会場は、盛田本家を対岸に見渡せる、同年2月に開港したばかりの中部国際空港セントレア。
地元紙やテレビ局などに大きく取り上げられ、また万博「愛・地球博」と同時期の開催ということもあり、約1万4千人が来場。
同展は、地元開催のため、前回の東京での展示内容に、盛田氏の実家である盛田株式会社の酒蔵や、愛知県に関連した貴重な写真などを新たに追加した。
会場は通路を挟んだ2つのエリアで構成。すっぽりと黒の壁で覆われた南北それぞれのギャラリーは、空港内とは思えない不思議な空間を演出した。
イメージ・デザイン | : | 長友啓典氏 (アートディレクター) |
キュレーション | : | 伊東順二氏 (キュレーター・美術評論家) |