5番街へのソニー・ショールーム開設(1962年)、家族での生活(1963年から64年)など、盛田氏にとって、もっとも思い出深いニューヨークでの開催となった。
会場は、5つのエリアで構成。パネルでの写真展示の他、40インチの液晶モニター6台を使用しスライドのように展示。また1950年代後半から60年代には珍しい8ミリビデオで記録された家族との映像の他、ミニシアターでは盛田氏が出演したテレビ番組やCMなどを公開した。
これまで未公開の全世界で10台しか製造されていない家庭用テープレコーダーH型1号機(盛田氏の結婚を記念して、ソニーの前身である東京通信工業から贈られたもの)や、ティファニー社製の10周年記念ウォークマン、勲一等旭日章のメダルなどの貴重な品も公開。
会期中、全米で写真展の紹介を放映されるなど、メディアからも今なお、注目されている。アメリカと日本の架け橋となった盛田氏の偉業は今も健在である。
展示会場全体
Behind the Scenes
テープレコーダー「H型」1号機
Mr.Sony(ニューヨーク時代)
(手前)盛田昭夫氏が表紙を飾った"米「タイム」誌" ほか
(奥)ティファニー社製10周年記念ウォークマン
勲一等旭日章
Active Lifestyle and Awards
Global Network(著名人と)
デザイン | : | 長友啓典氏 (アートディレクター) |